卒業ソング
へー。ケツメイシの「トモダチ」「東京」「さくら」の3曲を連続で聞くと春・旅立ちって感じします。そういえば、話題になってる卒業ソング「桜ノ雨」って初めて聞きました。なかなかいい曲ですよね。
数ある卒業ソングの中から1位に選ばれたのは、レミオロメンの「3月9日」。「卒業式の雰囲気にとても合っていて、感動的」(京都府/20代/男性)というのはもちろんだが、「卒業式にみんなで歌った思い出の曲だから」(千葉県/10代/女性)というように、10代〜20代にとっての定番の卒業ソングとして定着しているようだ。これに対し、2位と3位には、30代以上の人にもなじみ深い懐かしい曲が並んだ。海援隊の「贈る言葉」は、今から30年も前に発表された曲でありながら、「時代が変わっても伝わる歌詞だと思う」(東京都/10代/男性)。松任谷由実の「卒業写真」も「いろいろな人がカバーしている名曲。心にしみてくる」(東京都/20代/男性)と今でも卒業ソングとして輝き続けている。
4位にランクインしたのは、学校で取り組むことも多い合唱曲「旅立ちの日に」。「男女混合三部合唱という正統派の合唱曲で、ある程度練習が必要だからこそ、みんなで取り組む最後のイベントという感じがして感動する。ラストのサビを繰り返すところで必ず泣ける」(滋賀県/20代/女性)というように、皆で練習して歌う曲は思い出に残るはず。 5位は「桜ソングの火付け役」(北海道/10代/女性 )ともいうべき森山直太朗の「さくら(独唱)」。確かにこの曲以降、様々なアーティストが桜に関する曲を次々と発表し、新たな桜ソングや卒業ソングが生まれた。「SPEED世代だったので、卒業っていうとこの曲」(三重県/20代/女性)と、20代の男女に圧倒的な人気だったSPEEDの「my graduation」は6位。7位から9位には個性の違う男性アーティストの曲が並んだ。コブクロの「桜」は「卒業というキーワードに対して、歌詞がとても共感できる部分が多いから」(兵庫県/20代/男性)、尾崎豊「卒業」は「永遠の卒業ソング。いつ聴いてもあたたかくて切ない」(滋賀県/20代/男性)、EXILE「道」は「PVが学生生活の思い出を思い起こさせる」(岐阜県/20代/女性)と、それぞれの“卒業”への思いを代弁してくれる曲として選ばれた。そして10位は「学校、先生、友達に感謝している歌だから」(千葉県/20代/男性)で、お父さんお母さん時代からの定番曲「仰げば尊し」がランクイン。卒業ソングは、きっとどの曲にも、たくさんの思い出と“ありがとう”の思いがつまっているはずだ。
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