秒速5センチメートル

※ネタバレしてるのかもです。
桜の花が落ちるスピード、秒速5センチメートル。ずっと前から気になってた映画。久々にYoutubeで予告編を見て、「これは!」と思いTSUTAYAへ駆け込むもレンタル中。明くる日、返却されてることを確認し*1、さっそく借りてきました。
もうね、、、とにかく「せつね・・・」のひとこと。3つの話しから成ってるんですが、第1話桜花賞桜花抄と第2話コスモナウトは青春な話しです。1995年、ケータイが無い時代の連絡手段ってのは家電ですからね。出先なら公衆電話。移動中はどうしようもないですからね。
そして映像美。映像というか絵そのものが綺麗だし、なんかリアルなんです。出てくる街が架空の街でもないし。小田急豪徳寺だとか、武蔵浦和で快速待ちだとか、大宮のルミネだとか。↓これは予告編ですが、ぜひレンタルして見て欲しいと思います。Blu-rayが見られる環境になったら、Blu-ray版買っちゃうかも。


1280×720サイズのHD画質で見る場合はこちらを。←こっち推奨。
「ただ生活をしているだけで、悲しみはそこここに積もる。陽にほしたシーツにも、洗面所の歯ブラシにも、携帯電話の履歴にも。」第3話で主人公は3年間付き合ってる彼女から一通のケータイメールが届くのですが、From欄にはメールアドレスが表示されてるってことは電話帳から削除されてるってことですよね・・・*2
主題歌となっている山崎まさよしのOne more time,One more chanceも久々に聴きました。きっとM-1決勝のチュートリアルのネタ以来だと思います。いいです。曲に合ってます。合ってます、というか、監督曰く主題歌は既存の歌を使いたかったそうで、One more〜の歌詞に物語を近づけたのかな?って思います。で、最後はOne more〜が流れ、過去の回想シーンかと思いきや、それまででは語られていなかった内容とかも含まれてるんですね。そして、あの日、あの時の踏切と同じ踏切で同じ季節に・・・。え?それで終わり?って思ったけど、電車が通ったあとの踏切の向こう側に誰もいないって分かってガッカリした顔のあと、笑顔で歩きだすんですよね。そこは前向きになれたんだなーって。
もっと気になる部分とかあるんですよ、種子島でしてたメールは明里と?それとも最初から「出すあてのないメール」?、「ちょっと歩きたい」ってなんで?とか、東京に進学したとき連絡しなかったのかとか、踏切で明里は一瞬こっち見たよねとか、その後仕事辞めてどうなったのとか。でもそこはあえて触れないままのほうがいいのかな。
本編計63分に対し、監督インタビュー36分。監督がマシンガンでどんどん語ってます。Photoshopってあんなこともできるんですね。自分が使ってるのはElementsなんでたぶん無理っぽいですけど。

長々と書いたけど、結局自分で何を言いたいのか分からない(;´Д`)

*1:リアルタイムではないですがTSUTAYA DISCASTSUTAYAの店舗在庫がレンタル中か否か確認できます。

*2:敬語で書かれてあったり、本文の最初に名前が入ってるのも不自然ですが。