湊かなえ「告白」

DVDでも借りようかと向かったTSUTAYAの書籍コーナーで目にとまった本。湊かなえ著「告白」。久しぶりの小説、4時間ほどで一気に読んじゃいました。
不慮の事故により校内で娘を亡くした教師が、終業式の日のホームルームで「娘は事故死ではなく、このクラスの生徒に殺された」と告白。犯人の生徒の実名は伏せ、しかし特定できる形で経緯をクラスの全員に話す。そしてとある復讐を施したことも・・・。そこから始まる制裁と制裁への制裁。第2章から第5章までは犯人やその周囲の人物からの視点で描かれ、第1章では分からなかった事実があかるみに出てきます。最終章のラスト(=この本の結末)は評価が分かれそうです。

告白

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